写真の屋外手摺取り付け方法を説明致します。
コンクリートの厚みが60o以上ないと取り付けは出来ませんのでご注意ください。
また、傾斜が12度(1/5)以上ある場合も使用はできません。
階段が3段あり、コンクリートはしっかりしていますが、いずれの階段も緩い勾配があり、すべて一定ではないうえ、多少のガタツキがあります。
以上のような前提で取り付け方法を説明致します。
まずはじめに支柱を写真のように借り置きし、支柱に糸を張ります。
(あまり強く張ると倒れるので注意)
これは、言うまでもなく支柱を直線上に並べる為に行う作業ですが、その他にも写真のようにブロック塀やコンクリート壁がある場合、最下部に出っ張りがあるケースがあります。
この糸張り作業をせずにスタンドを固定してしまうと、中間にあるスタンドが出っ張りにあたってしまい、取り付け予定位置にスタンドが取り付けできなくなってしまう場合がありますのでこの作業は必ず行いましょう。。
さて、いよいよスタンドの固定を始めます。
基準となる支柱(この手摺のケースだと一番上段の階段に取り付ける支柱)にマーキングをします。このスタンドを取り付ける位置ですが、コンクリート壁、ブロック等がある場合、最低でも壁から10oは離すようにしましょう。あまり隅っこの方に立ててしまうと、スタンドに取り付けるカバーが取り付けにくくなってしまったり、振動ドリルで穴をあける際に、コンクリートが割れてしまう事があります。
次にステンアンカーを取り付ける穴をあけていきます。
アンカーを取り付ける穴は、60oの深さで8.5oですが、確実にアンカーとスタンドの穴を一致される為に、振動をかけずに3〜4o程度のドリルを使用していわゆる「下穴」をあけておくと良いでしょう。テクニックのある方は一発で8.5oの振動ドリルを使って穴開けをして頂いてもかまいませんが、確実に固定位置に穴開けをしたい場合は、下穴を開けておいた方が無難でしょう。
また、少々面倒ですが、全部で4つの穴を開けますが、最初に2箇所だけ穴開け、アンカー取り付け、スタンドを仮置きし、残りの2ヶ所にマーキングをしてから同じ作業をすると更に確実にスタンドを取り付ける事ができます。
続いて、8.5oの穴を振動ドリルで開けます。
次にステンレスアンカーを打ち込みます。
写真はいきなりアンカーを打ち込んでいますが、その前にスタンドを仮置きし、どの程度まで打ち込んでよいか確認しておいた方が良いでしょう。あまり奥の方までアンカーを打ちすぎるとスタンド固定の際にナットがネジ山に届かなくなってしまいます。万が一そうなってしまった場合は、ネジ山上部まで丸座金を通し、ナットで締め付けてやるとアンカーを抜き出す事ができます。その際、結構力がいりますので、インパクトドライバーレンチで締め付けて抜いた方が良いでしょう。
続いて、12oのスパナで固定ボルトを締め付けます。
(ナットを締め付けている下のナットを指しています)
締め付けトルクは、11.76N.m{120Kg.cm}です。
次に水平器を置いて、17oスパナでアジャスターボルトでナットを締め付けながら水平を出します。締め付けトルクは5.88N.m{60Kg.cm}です。
この時に傾斜が5度以上ある場合、傾斜の下側のナットは上から締め付けられませんので、事前にナットを下側に通しておいて、傾斜上側のナットを固定してから下側のナットを上方向に締め付けてください。
全てのスタンドを同じような方法で固定したら支柱を立ててください。
うまくスタンドが固定できていれぱ、きれいな一直線に見えるはずです。
支柱ブラケット、手摺用パイプを取り付けたら屋外手摺の完成です。