今回は、直線の浴室手摺の取り付け方法について説明します。
まず、写真のように、手摺を取り付けたい箇所へ水平に糸を張ります。(目地に合わせて取り付ける場合はこの作業をする必要はありません)この糸は、手摺芯になる場所に張ってください。浴室の床は勾配がついていますので、その勾配に合わせて糸を張るのがベストですが、手摺芯が目地とずれてくる為、見た目を気にする方は、水平に取り付けた方が良いでしょう。
次にブラケットを壁にあててみます。浴室手摺のブラケットはご覧のように丸形になっていますので、円の中心である両端に糸がくるようにしてください。(ガイドがついています)
続いてビスをうつ箇所にマーキングをします。この時にブラケットが動かないようしっかと壁にあててください。
マーキングした場所にドリルで傷をつけます。(必ず6o以下の陶器タイル用ドリルを使用してください)ドリルがない場合は、釘を打ち付けて傷をつけてもかまいません。この作業は、振動ドリルでいきなり穴をあけようとすると、ドリルが滑って他のタイルを傷をつけてしまう事がある為行います。
左の写真は、上記の作業をした後ですが、ここまで穴を開ける必要はありません。
振動ドリルで6o、深さ35oの穴をあけます。(深くあけすぎるとビスが打ちにくくなります)この作業は「タイルが割れてしまわないか」と一番緊張するところです。もしタイルにヒビ割れがある場合、その箇所にガムテープ等を貼っておくと良いでしょう。ここで注意しなければならない事は、タイルの下地がしっかりしているかと言う事です。タイルを色々な所で叩いてみると、下地モルタルからタイルが浮いているところは、明らかに音が違います。(コンコンと軽い音がします)その場合、振動を弱くしてゆっくりと開けるか、陶磁器タイル用ドリルで振動をかけずに穴あけしてください。(タイルを貫通すれば振動を使用しても構いません)2つ目は出隅タイルの隅の方に開ける場合です。タイルの端っこは弱いものです。振動ドリルを使用する場合は、細いものから(3o程度)順番に太いドリルに変えながら穴あけする事をお薦めします。
6oドリルで穴あけ後の写真です。
プラグを打ち込みます。きつい場合は、ハンマーでゆっくりと打ち込んでください。
プラグを打ち込んだ写真です。
インパクトドライバでビスを締め付けます。ブラケットのビス穴と、壁の穴がズレている場合、ビスが締まりにくい場合があります。この時に無理矢理ビスを打ち込むとビスが折れる場合がありますので、一度に締め付けず、一旦ビスを戻しながらゆっくりと締め付けてください。
六角レンチでブラケットと手摺を止め、ベースカバーを取り付けてください。
ベースカバー取り付け後の写真です。
以上の作業を右側のブラケットも同じ作業で取り付けます。
これで、浴室手摺の完成です。